10月初旬、夏の風や温かい太陽の面影が少し残りましたが、今では足先や指先が少しづつ寒さを覚えてきました。冬の足跡が見え始めた今日この頃。
今回は、フランスの家具歴史の中で大変活躍した「René Gabriel /ルネ・ガブリエル」というフランスのデザイナーについてお話したいと思います。
■René Gabriel(1890.09.14 --- 1950.10.30)
パリのメゾン・アルフォールに生まれ、装飾芸術家&家具デザイナー。
1925年にパリで開催された近代工業・装飾芸術国際博覧会では、フランセーズ国際大使室のChambre de Jeune Filleのデザインを担当しました。第二次世界大戦後(1939-45)数年間に多くの新しいデザイナーに影響を与えており、名誉あるルネ・ガブリエル賞は、大量生産が可能なモダンデザインでフランスのデザイナーに授与され続けています。
■フランスの都市「Le Havre / ル・アーブル」
フランス屈指の規模を誇る港湾都市「ル・アーブル」。その中心市街地は第二次世界大戦に壊滅的な被害を受けて灰燼に帰しました。戦後に建築家「Auguste Perret /オーギュト・ペレ」の都市計画によって復興を果たし、鉄筋コンクリートのモダン建築が並ぶ復興都市の全域が「オーギュト・ペレによって再建された都市ル・アーブル」として世界遺産になっております。
その復興計画のオーギュト・ペレより依頼を受けたのがルネ・ガブリエルとなります。
■mobilier d'urgence
ガブリエルがデザインした「mobilier d'urgence=応急(緊急)の家具」シリーズ。ル・アーブルの背景を知ると、その意味が自然と感じ取ることができます。
復興は「急ぎ」がすべてです。そのため、家具も一度に大量に製造・組立でき、運搬できるもの。そして最小限の生活ができるため「サイドボード、テーブル、椅子、食器棚」の4つの重要な部分で構成デザインされました。おそらくフランスで最初のデザイン基本原則に実際に対応した家具の1つだと言われております。
偶然ではありますが、そのサイドボード、テーブル、イスが見つかり柏店に展示がございます。
お近くに来られた際は、ご覧になってください。
今回は、フランスの家具歴史の中で大変活躍した「René Gabriel /ルネ・ガブリエル」というフランスのデザイナーについてお話したいと思います。
■René Gabriel(1890.09.14 --- 1950.10.30)
パリのメゾン・アルフォールに生まれ、装飾芸術家&家具デザイナー。
1925年にパリで開催された近代工業・装飾芸術国際博覧会では、フランセーズ国際大使室のChambre de Jeune Filleのデザインを担当しました。第二次世界大戦後(1939-45)数年間に多くの新しいデザイナーに影響を与えており、名誉あるルネ・ガブリエル賞は、大量生産が可能なモダンデザインでフランスのデザイナーに授与され続けています。
■フランスの都市「Le Havre / ル・アーブル」
フランス屈指の規模を誇る港湾都市「ル・アーブル」。その中心市街地は第二次世界大戦に壊滅的な被害を受けて灰燼に帰しました。戦後に建築家「Auguste Perret /オーギュト・ペレ」の都市計画によって復興を果たし、鉄筋コンクリートのモダン建築が並ぶ復興都市の全域が「オーギュト・ペレによって再建された都市ル・アーブル」として世界遺産になっております。
その復興計画のオーギュト・ペレより依頼を受けたのがルネ・ガブリエルとなります。
■mobilier d'urgence
ガブリエルがデザインした「mobilier d'urgence=応急(緊急)の家具」シリーズ。ル・アーブルの背景を知ると、その意味が自然と感じ取ることができます。
復興は「急ぎ」がすべてです。そのため、家具も一度に大量に製造・組立でき、運搬できるもの。そして最小限の生活ができるため「サイドボード、テーブル、椅子、食器棚」の4つの重要な部分で構成デザインされました。おそらくフランスで最初のデザイン基本原則に実際に対応した家具の1つだと言われております。
偶然ではありますが、そのサイドボード、テーブル、イスが見つかり柏店に展示がございます。
お近くに来られた際は、ご覧になってください。
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